メリー　九段会館

ってことで九段会館行ってきました。
なんというか会場の雰囲気が凄い良かった！
ジャズのコンサートでも聴きに行ったような感じ。
外観も凄いレトロな洋館って感じで
メリーに相応しい会場だったのではないでしょうか。

会場内に入るとジャジーなピアノ曲が延々と流れてました。
ブザーが鳴ったから始まるのかな？！と思って席を立ったら
影アナが流れてその後10分くらい待った。
約30分押しで再びブザーが鳴り、徐々に客電が落ちていった。
1曲目は『黒い虹』
幕は下りたままだったが幕の前にガラが一人という状況で歌いだす。
本当に『黒い虹』を歌ってるときのガラの声がヤバイくらい好きです。
背筋を凍らせながら聴き入ってました。

『黒い虹』を歌い終えるとガラは裾に消えていきました。
そして『流離ラプソディー』で幕が上がりました。
生演奏ということで、ピアノ、サックスの方々も登場。
ジャズチックな曲がとっても合いますね。会場にマッチしてました。
そしてガラが再び出てきて『ジャパニーズモダニスト』へ。
この曲もマジすき！カッコいいよ！のれるし！

その後『青春ノイローゼ』『ハライソ』『頭がザクロ』
と健くん作曲の曲を立て続けに演奏。
結生くんが静のギタリストなら健くんは動のギタリスト。
動きがギターヒーロー的で良かったですねー。
何となく健くんファンになる気持ちが分かったかも。

そして聴かせる系
『チックタック』『恋哀交差点』などを演奏。
メリーの王道系の曲も良い感じで聴こえた♪
『恋哀交差点』本当にやばいねー！
「二人のメモリー消したくないから
携帯メール履歴全部残しているよ」
って…切なすぎ。
泣きます。

聴かせる系のあとはドラムソロで気合入れです。
日本の国旗越しのネロの姿はめちゃめちゃ格好良かったね。
パワフルさが良いです。「マッスル！！」とか叫んでるように聴こえたけど気のせい？
「あそこ（武道館）まで届かせろ！」
とおい！おい！コールを煽る。
メリーのワンマンではやっぱりネロの気合入れが大事だ。

ドラムソロ後はメンバーが徐々に出てきて
『六本木ジャジー喫茶』これもピアノ＆サックス付き！
生の良さをひしひしと感じたわけですね。

その後は『やさしさ・キッド』や『バイオレットハレンチ』
などの暴れる系が続く。
この辺りのガラの暴れっぷりにはかなり魅せられます。
『愛国2』『愛国行進曲』の流れもかなりはまってました。
やっぱり九段会館という場所でやるからには
『愛国行進曲』は外せないわけで。
この曲はかなりテンションが上がる！！
ピエロなら『HAKEN　KREUZ』の位置ですね。
この曲やってるときは凄い楽しい（笑）
そして本編ラストを『陽の当たらない場所』で
ネロ曰く「感動的」に閉めたのでした。
『陽の当たらない場所』もかなり良い曲だと思う。

アンコール1回目は
「この曲こそあの場所（武道館）に届かせなきゃ駄目だろ。
イベントであの場所に立ちますが…ワンマンで！」
とネロのMCから始まった
『T.O.P』
武道館目指して走ってもらいましょう！
いつかワンマンで武道館に立ってください！！

2回目のアンコール
この場所でやるために在る曲だったんじゃないの？
ってくらいはまってました『レスト　イン　ピース』
この曲も良い曲ですね。
そして『黒い虹』の原曲…というか
元の曲名『マザー』
この曲と『黒い虹』全く同じ曲なんだけど
黒い虹の世界観をより分かりやすくしたのが『マザー』って感じでしょうか。
『マザー』を聴くと、『黒い虹』がより分かりやすくなった気がします。
とにかく本当に、歌詞も、曲も最高傑作と言って良いのではないでしょうか？
靖国神社にも近い九段会館…。
ラストに相応しい『マザー』でした。

曲の終わりと同時に綺麗に幕が閉じました。
感動的な終わり方で良い感じでしたね。
ガラオケはさだまさし？の北の国からの奴でした。
最終的にあの曲で和ませるのもメリーの面白さだと思います。
ぶっちゃけ
全席指定という動けない状況のやりづらさや
ボーカルが歌わない「？」な部分もあったけど
それを含めても今日のは良いライブだったんじゃないかと思います。